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四十肩・五十肩の原因は?ストレッチ他自宅でできる対策をご紹介

四十肩・五十肩は俗称のため

具体的には

どのようなものかよくわからない

という人も多いでしょう。


正しい対策を知っていれば

突然発症したときにも安心です。


今回の記事では

・四十肩・五十肩の原因

・自宅でもできる対策方法

をご紹介します!

ぜひ参考にしてください。

四十肩・五十肩とは?


四十肩・五十肩とは関節痛の一種で

年齢を重ねると現れやすい症状です。


正式名称は肩関節周囲炎という診断名で

肩回りの痛みや動かしにくさ全般で

使われることが多いです。


四十肩と五十肩という呼び方は

症状が出ている人の年齢による使い分けで

大きな違いはありません。


ここでは

四十肩・五十肩とは何か

詳しく説明していきます。

・四十肩、五十肩の症状


四十肩・五十肩は

肩甲骨と上腕骨をつなぐ肩関節に

痛みが出るのが特徴です。


そのため

腕を持ち上げる動作や

腕を外側に回すような動作が

困難になります。


具体例を挙げると

次のような動作に

痛みを感じる場合があります。

  • 髪を束ねる

  • 服や下着を着替える

  • 洗濯物を干す

  • シャンプーをする

また

四十肩・五十肩には

急性期、慢性期、回復期の3段階があり

経過とともに痛みが改善する場合が

ほとんどです。


・四十肩、五十肩の原因


四十肩・五十肩の原因には

以下のようなものが挙げられます。

  • 回旋筋腱板というインナー筋の腱が 炎症を起こしている

  • 肘を曲げる筋肉の腱が 炎症を起こしている

  • 肩関節全体を包む関節包が 炎症を起こしている

上記の他にも

原因は様々あるといわれています。

炎症が起こるのは

筋肉の使いすぎやケガによる影響だけでなく

老化により柔軟性が失われるためとも

いわれています。


四十肩・五十肩の原因は複雑で

一概に断定することができません。

四十肩・五十肩は正式な病名ではなく俗称で

肩周りのさまざまな炎症の総称になります。


・肩こりとの違い


簡単にいうと

肩こり→筋疲労や不動による血流不良

四十肩や五十肩→肩関節周囲の炎症


筋疲労は

不良姿勢や運動不足、ストレスなどが原因で

どの世代の人でも起こるものです。

それに対して

四十肩や五十肩は老化と関係があり

中年以降に発症することが多い症状です。


四十肩・五十肩のセルフケア


四十肩・五十肩は症状が軽いものであれば

自宅でできる対策方法があります。

ここではおすすめの4つをご紹介します。

  • ストレッチ

  • 寝るときの姿勢を工夫する

  • 血行をよくする

  • 市販の薬を使う

・ストレッチ

四十肩・五十肩の急性期は

動かさず安静にすることが大切です。

慢性期に入ったら

日常動作を積極的に行うことで

回復が早まることもあります。


慢性期では

痛みが出ない範囲でストレッチを行い

可動域を広げましょう。


ストレッチの目的は

筋肉や関節の柔軟性を促すことで

肩関節の緊張をほぐし痛みを和らげて

関節の可動域を広げるものです。

正しいやり方がわからないときには

整体院などのプロに相談できます。


・寝るときの姿勢を工夫する

四十肩・五十肩は

寝るときの痛みが一番辛い方もいます。

それは

就寝時に仰向けに寝ることで

肩が前に出てしまうため

関節に負担がかかるのが原因です。

寝るときの姿勢のポイントは2つあり

肩と肘の高さ

肩甲骨の位置

を意識することです。


バスタオルを使う場合は

以下のようにすると有効です。

  • タオルを腕の辺りに置き 肘が少し高くなるようにする

  • 肩甲骨が内側に寄るように 背中にタオルを置く

上記のようにすることで

肩関節の負担を減らしたり痛みを抑えたり

という効果が期待できます。


ただし

寝る時の姿勢が苦しくなると逆効果のため

タオルを薄くするなど

負担のない姿勢を作るようにしてください。


また肩の関節は

体の内側を向いているほうが楽なので

痛みが強いときは

横向きに寝るのもおすすめです。


横向きに寝るときも

抱き枕や丸めた毛布を腕に挟み

肩や腕がぶら下がらないように

高さを保つのがポイントです。

・血行を良くする


患部の血行をよくすると治癒を促進し

痛みを和らげる効果に期待できます。

ゆっくり湯船に浸かって入浴すること

蒸しタオルで肩を温める

などの方法はおすすめです。


また外出の際は

肩を冷やさないように注意し

ストールを巻くなどの対策も必要です。


急性期に激しい痛みがある場合は

炎症を治めるために

冷やす方が良い場合もあります。

(いわゆるアイシングです。)


温める・冷やすは

症状に応じて使いわけましょう。

・市販の薬を使う


痛みが激しいときは

市販の薬を使って和らげることができます。

鎮痛消炎成分インドメタシンなどが配合された

貼り薬は痛みを緩和する効果があります。


また飲み薬の消炎鎮痛剤も

一時的に服用できることもあります。


四十肩・五十肩の治療方法


四十肩・五十肩は

自宅で安静にしていれば自然に治癒しますが

耐えられないほどの痛みがある場合は

病院で治療を受けることをおすすめします。


ここでは

病院や整体院で行われる治療をご紹介します。


・病院での投薬、手術

肩の強い痛みで日常生活に支障がある場合には

まずは炎症を抑える治療が必要です。

病院ではステロイドや非ステロイド系の

消炎鎮痛剤の注射や飲み薬の処方が行われます。


症状が長引き

リハビリをしても改善しない場合には

関節鏡下授動術という内視鏡を使った手術を

行う場合もあります。


・整体での補助療法


病院の治療では早期治療・回復を目的に

急性期からリハビリが始まることもあります。

病院によっても異なりますが

薬と併用してリハビリを行うことも多いです。


具体的には

肩周りの緊張を取る

可能な範囲で各関節、肩甲骨を動かす

自宅でできる運動や生活指導

などを行います。


マッサージや肩甲骨を動かす施術は

肩周りの筋肉の硬さを軽減させ

動きや痛みを改善する効果があります。


慢性期には回復に向けて

肩を動かし可動域を広げる必要もあります。

この際に整体院で正しい知識の元

ストレッチや体操を行えば

より早い回復が期待できるかもしれません。


まとめ


四十肩・五十肩は

肩関節周囲の炎症により起こります。

その一つの原因として

老化に伴う柔軟性低下と

肩周囲のバランスの崩れがあります。


炎症は自然に回復するため

セルフケアだけでも十分な場合が多いですが

痛みがひどい場合には

病院で投薬、手術をする方法もあります。


慢性期では整体院や整骨院で

正しいストレッチの方法を教わるのも

一つの手段になります。


今肩周りでお悩みの方は

ぜひ参考にしてみてください!

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